三流営業マンのクルマの教科書

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【残クレ】ディーラーでは聞けない!メリット・デメリットとは?

こんにちは!三流営業マンです😊

今回は、解説編の続きで、残クレについての話をしていきます。

 

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解説編では、残クレとはどういったローンなのかを説明させていただきました。

通常クレジットよりも、月々の支払い金額は、確実に残クレの方が安くなると言えるでしょう。これは紛れもない事実です。

しかし、ネットで残クレについて検索すると、否定的な見解も見受けられます。

その大きな理由が、残クレのメリットとデメリットから来るものです。

ここでは、公平性を保ちつつ、ディーラーでは聞けないメリット・デメリットを説明します。

 

【残クレのメリット】

   前回説明させていただたように月々が安いことと、将来的に選択肢があることは、メリットだと言えるでしょう。

では、他に残クレを組むメリットとは?

①低金利

どこのディーラーを見ても、特に新車購入時の残クレの金利は、銀行で組むのと変わらないほどに安いです。ディーラーが売り出ししたいと考える車種については、さらに低金利な場合もあります。特にこの決算期であれば間違いなく低金利のキャンペーンを実施しているメーカーは多いと言えるでしょう。

 ちなみに、なぜここまで低金利にするのかと言うと、そこには残クレにしてもらいたい思惑があるからなんですね。

残クレで購入してもらえれば、ディーラーからすると、次回の乗り替え、あるいは車検などを囲い込むことができるからなんです。

 

②クルマの価値の保証

クルマはどれだけ状態良く、かつ距離を乗っていなかったとしても、年式という部分で、年数が経つことで、徐々に価値が下がってしまいます。

車種にもよる話にはなりますが…

現金一括で購入したクルマを査定した際、予想よりも金額がつかないことがあります。

しかし、残クレの場合、規定の範囲内の状態であれば、最低限の金額が保証されます!

 

 

【残クレのデメリット】

月々安いうえに、金利も安く選択肢も豊富!

しかし、残クレにはデメリットも存在します。

①走行距離と車両の状態

   残クレには、乗り替えたり返却できたりすることが可能ですが、これはある条件を満たした場合にのみとなります。

大体のところが、3年なら40000km以内、5年なは60000km以内なら、減点はないですが、超過すると査定額が下がります。

また、車両をぶつけたりしてしまい、大きな傷などがあると減点の対象になります。

減点が増えることで、据え置いた差額が生じた場合には、負担額がでることもあります。

この場合、乗り替える選択をしたら、次に購入するクルマのローンに、ここで生じた差額を上乗せして組む形になります。

返却の選択をしたならば、差額を現金で支払う必要が出てきます。

ですので、もし事故をしてクルマに大きな損害が発生してしまった場合に備え、自動車保険の内容には、車両保険は必須とも言えますね!

 

②再クレジットをする場合

気に入ったからクルマを乗り続けたい!その際に、現金で据え置いた金額を、最終回支払いに一括で引き落とす選択をした際は、デメリットにはなりません。

しかし、再クレジットの際には、少々デメリットがあります。

購入時にローンを組んだ際には、低金利であったとしても、再クレジットの際には元来の金利となってしまいます。

そうすると、せっかく当初は安い金利で、少ない割賦手数料で済んでいたとしても、トータルでは手数料を多く支払っていることになってしまいます。

また、気持ち的な部分でも、5年払ったのに、まだ払わなきゃいけないの?と感じる方もいるかもしれないですね…

 

【結論】

あくまで、僕個人の見解にはなります。

残クレは、例えば社会人になりたてで、給料をなかなか貰えないから、月々はできるだけ少なくしたい方。

いつも新型のクルマに乗りたい!と乗り替えの間隔が比較的早い方。

あるいは、クルマは高グレードでオプションもたくさん付けたい!って方。

このような方々であれば、残クレのメリットが活きてくると思います。

 

逆に、クルマは距離をたくさん乗って、乗り潰すと考えている方には、あまり向かないかもしれませんね。

 

以上のことを踏まえて頂ければ、クルマを検討する際に、自分のライフスタイルに合う選択ができることでしょう。

ぜひ、楽しいカーライフをお過ごしください!