【自動車保険】よく分かる解説講座!Part2
こんにちは!三流営業マンです😊
引き続き、自動車保険の解説講座をさせていただきます!前回の記事にある、等級制度についてはご理解を深めていただけましたか?
今回からは、自動車保険の補償内容についての解説をしていこうと思います!
自動車保険は、4つの保障内容が中心となっています。
相手のケガや相手のクルマに対しての補償、自分のケガと自分のクルマに対しての補償となります。
この4つの柱は、保険の中で最も基本的な補償となります。特に相手に対しての補償は、必ず入っていなければ、自賠責保険だけでは補えない場合がほとんどです。
ですから、保険の内容を決める上で重要な4つの補償内容について理解を深める必要があるので、説明をしていきたいと思います!
①対人賠償保険
こちらは、事故でぶつかった車に乗っていた相手方が怪我をした場合に、その治療費をはじめとした賠償をするためのものです。
もちろん、歩行者に対しても同様です。
相手を万が一怪我をさせてしまったら…
場合によっては、高額な賠償になるケースもありますので、これは当然無制限で加入です。
②対物賠償保険
こちらは事故でぶつかった相手の車をはじめ、他者の所有物に損害を与えてしまった場合での賠償保険となります。
よくテレビのニュース等で最近多い、コンビニなどのお店に突っ込んでしまったとか…
そういった時の賠償は、お店の修理代に対してだけではありません。
営業ができなくなったしまうと、本来営業できていれば得られた利益に対しても賠償しなければいけません。
また、荷物を運搬するトラックにもし追突してしまったら、車両だけでなく積んでいた物に対しても賠償しなければいけません。
運転してる以上、事故しないなんてことはありませんから、こちらも当然無制限で加入です。
③人身傷害保険
今までは相手方に対する賠償保険でした。
ここからは、自身に対してが中心となる補償になります。
人身傷害は、記名被保険者(保険契約上で主に運転する人)や同乗していた家族などがもし事故で死傷された場合の補償となる保険です。
こちらは、わりと金額を設定してる方も多いです。大体平均的に3000万〜5000万に設定している方が多い印象です。
ですが、よく考えてください。
これはあくまで相場に合わせて、なんとなくそうしてる人も多いのではないでしょうか?
しかし、対人で相手に対して無制限にするのなら、人身で乗ってる人に対して無制限にしないのはなぜですか?
実際に見積をしてみれば分かりますが、金額設定をしても、無制限にしても、保険料はそこまで変わらないでしょう。
理由なく設定するくらいなら、僕はこちらも無制限にするのをオススメします。
④車両保険
そして、4つ目が車両保険ですね!
自分の車に損害が出た際の補償になります。
事故をしてしまった際に、自分が加害者側であれば、当然自分の車の修理代は自分で負担しなければならないです。
相手がいる事故だけでなく、駐車ミスなどで壁にぶつけてしまったなど、自損事故の場合にも当然そうです。
そんな時には、車両保険に加入してないと補償されません。
車両保険を入れる際には、限定と一般条件の2パターンがあります。
限定の場合は、相手がいる事故で、自分に過失がある場合には、自分の車の修理代を保険にて補償できます。
それに対して、一般条件の場合は先程の内容に加えて、単独事故の場合や当て逃げをされた際にも、補償されます。
ここが大きな違いになります。
もちろん、車両保険を付帯してると、飛び石でフロントガラスが割れてしまった際などにも、補償の対象になります。
ただし、対人、対物、人身と比較すると、車両保険を入れた際には保険料は比較的上がります。
特に一般条件で付帯した際は、どこの自動車保険会社でも、高くなります。補償内容を広げることで、手厚い補償を得る代わりに、その分の保険料を払わなければいけません。
しかし、保険料だけに囚われて、安易に車両保険を加入しなければ、困る場面もあります。
以前解説した、残クレをはじめとする、ローンでクルマを購入している場合です。
ローンでクルマを購入している場合、支払いが続いている間は、そもそも自分のモノにはなっておりません。
そんな中で、もし大きな事故をして、クルマが全損にでもなってしまったら…
場合によっては、ないクルマのローンだけを払い続けなければいけなくなったら…
そう考えると怖いですよね?
だから車両保険は必要なんです。
ただし、保険料を払わなければいけないので、悩むこともあるでしょう。
その場合には、保険料を月々払いにすることや、車両保険を付帯時の免責金額の設定で、保険料を緩和することも可能です。
ディーラーによっては、クレジット一体型の保険があり、年間の保険料を定額にすることもできますし、カーリースでも保険料込みで月々いくら!なんてのもあります。
ですから、十分に車両保険を検討することもできるでしょう。
・まとめ
この4つの柱で、保険の内容は構成されています。悩むとしたら車両保険でしょう。
悩んだ際は、まずは見積です!
何パターンか出してもらい、必要な内容の補償が、払っていける保険料になるよう、その候補から選ぶことをオススメします!
クルマを購入するのと同じで、自分に合った内容に仕上げていきましょう。
さて、次回は様々な特約編です。
4つの柱だけでなく、保険の補償範囲は特約により、さらに手厚くなります。
できる限り簡単に説明していくので、楽しみにしていてください!