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【いじめ】滋賀県大津市の問題を受け、今いじめに遭ってる人がいるのなら…

こんにちは、三流営業マンです!

 

僕のブログは基本的に、クルマの紹介を中心にさせてもらっているんですが…

今日、滋賀県大津市で起きた事件で、今回のことはいじめだったと判決が出たニュースを見て、いてもたってもいられず、この場を使わせてもらい少し自分なりの考えを発信していけたらと思います!

 

僕は高校生の頃、いじめに遭ったことがあります。

きっかけは些細なことでした。

入学して数ヶ月が経ったころ、関係がこじれた相手がいろんな噂話を周りにしたことが、発展に繋がりました。

まだ関係性が出来上がってなく、お互いをまだよく分からない状態の中で、あることないこと噂が広まった結果、クラスの中ですごく印象が悪くなりました。

最初は周りから陰口を言われていることを知り、少しずつ周りにいる人は敵に見えました。

だから休み時間とか、先生がいない時間は、教室で過ごすのは、あまりにも落ち着かなくて、休まらない時間でした。

最初は、誰から何を言われても、聞こえない、知らないふりをしてやり過ごそうと思ってました。

僕の学校では、学科ごとに分かれており、在籍していたクラスは1つしかなかったため、クラス替えはなかったので、結果的に3年間同じ人達と過ごさなければいけませんでした。

2年生になると、クラスの中で少しずつ派閥やまとまりができはじめ、それぞれ仲の良いグループができたことで、いじめは発展しました。

授業中に、物を投げつけられたり、直接的に悪口を言われたり、喧嘩をふっかけられたりしました。

いてもたってもいられず、授業を抜け出したり、時には早退したり、学校を休んだりすることもありました。

本当に学校に行きたくなくて、行ったら気持ちが不安で仕方なくて、体調が悪くなることもありました。

かと言って、勇気を出すことができず、相手と話し合ったり、腹を割って話すことはできなかったです。

 

結果として、何かが具体的に解決したわけではないまま、高校を卒業となりました。

 

こんな僕ですが、なんとか3年間を切り抜けられた要因は2つありました。

 

1つは、勉強です!

僕の学校では、留年の制度がありました。

赤点を取ると追試があり、その点数によっては留年することがあることを、入学して早々に知りました。

当時いじめられていた僕は、留年してこんな辛い日々を延長なんて絶対にしたくないと強く思っていました。

テスト前日の夜には、ひたすら勉強しました。

すると結果はついてきて、クラスの中で一番を取ることもありました。

テストの点数が悪かった場合、最初に言ったように追試や課題を課せられます。それができないと、留年などが出てくることから、周りの人の中には、少しずつ勉強を教えてほしい人やレポートを見せてほしいって人が少しずつ出てきて、周りからの目がちょっとだけ変わりました。

そういった部分もあって、勉強ができなくなったらマズいと思い、必死に勉強しました。

 

もう1つ、僕が高校を無事に卒業できたのは、周りの人が支えてくれたことでした。

僕がクラスで、いじめに遭ってた事実は、おそらく知らない人はいなかったと思います。

その中でも、僕と普通に接してくれて、仲間に入れてくれた人たちがいました。

放課後や休みの日にも遊びに誘ってくれて、修学旅行とかの際には、快く班に入れてくれました。一緒に過ごす中で、特にその話題に触れる人はいなくて、自然に受け入れてくれました。

僕はそれが嬉しくてたまらなくて、それが友達なんだなぁって、高校に入ってはじめて感じました。

その人たちが困ってたら、必ず助けたい!って想いで、レポートなどで困っていた際には、できる限り手伝いました。

 

自分のやってきたことが偶然にも、自分を救うきっかけになったこと、そして自分の味方でいてくれた人が、たとえ少なくてもいてくれたことが、僕を卒業の日まで繋いでくれました。

 

勉強やっていたことが功を奏し、推薦で大学に入学することができました。

大学では教育分野を専攻する学科に所属していました。

その大学で卒論を書くテーマとして、僕はいじめについて書くことしました。

自分の人生で忘れられない嫌な思い出と、そしてその中で見つけた大事な仲間と、よくも悪くもあった経験と向き合おうと思ったから、あえてこのテーマを選んだのだと思います。

 

その際に、今日ニュースで取り上げられた、滋賀県大津市のいじめ問題を知りました。

その時は、まだその事件が起きて数年の頃でした。そこから大分時間は経ちましたが、ようやく判決が出ました。

 

今いじめに遭ってる人がいるのなら…

自分で何かを変えようとしないと、周りから変わっていくことは少ないと思います。

その一歩を踏み出すことが、どれほど怖いことなのか、僕も経験した者だからこそ分かります。

でもこれは、今を切り抜けることだけに必要な勇気じゃないんです。

社会に出ても同じで、自分の行動次第で、周りの自分を見る目が変わるんです。

だから、どれだけ小さな一歩でも良いので、勇気を振り絞ってみてください。

その小さな一歩は、必ず次に繋がる大きなきっかけになるはずです。

決して黙って抱え込むのではなく、自分の辛い気持ちを吐き出せる場所、親でも友達でも、吐き出すだけで、気持ちは軽くなるはずです。

 

今回、全く違う話になってしまいましたが、僕としてはいてもたってもいられず、綴りました。

ちなみに、高校の頃の友達とは、今もご飯に行ったり、遊びに行ったりする、いつまでもかけがえのない仲間です!